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民間のM&A仲介業者へ相談の巻①

その後、新しい問い合わせもなく事業に集中する時期が続きました。

そんなある日、1通のメールが。

民間のM&A仲介会社からのメールでした。
内容は「あなたの会社に興味のある企業様がいます。資本業務提携を考えてみませんか」みたいな感じです。

会社を経営している方なら1度は来たことがあると思いますが、よくあるダイレクトメールです。

今までも何度かこういったメールは会社の問合せページ等に来たことがあり、怪しい為無視していたのですが今回は何故か気になり連絡してみました。(M&Aに向けて動き始めてるんだから、気になるのは当たり前か)

メールに返信すると、一度お会いして話がしたいとの事。

こちらもそのつもりなので、サクサクと日程調整が進みます。

そして、はじめての民間M&A仲介業者との打合せの日がやってきました。
まだこの時点では詐欺師の場合もあるので半分疑いの目で見ています。

お会いしてみると、担当者は30代くらいの青年です。軽い世間話の後M&A仲介会社の紹介やM&Aの流れ、私からの質問等のやり取りがありました。

印象としては、きちんとした会社とのイメージを受けました。私からの質問にも的確に答えてくれ、怪しさについては払しょくされました。

気になるのは手数料の料金体系ですが、完全成功報酬制で売り手企業は成約まで一切料金がかからない事、成功報酬は譲渡価格の○%(最低報酬あり)との事でした。(具体的な数字でしたがここでは伏せさせて頂きます)

しかし、いかんせん弊社は零細企業の為譲渡価格から計算すると最低報酬に満たないので、提示された最低報酬を支払うと手元に希望額が残りません。
しかも株式譲渡に対し、税金もかかってきます。

次のチャレンジの為の資金のこともあるので、お金が残らないのでは本末転倒です。
やはりもう少し会社の価値を高めないとダメなのか。との思いもでてきます。


これでは、事業承継センターからの連絡を待つだけの状態にもどってしまう~

すると担当者から「最低報酬はあくまで目安なので割引交渉できます」との事。

そして割引された金額を提示され、さらに譲渡額によってはもう少し相談に乗ってくれるようなのでアドバイザリー契約を結ぶことにしました。

つづく

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この記事を書いた人

零細企業40代半ばの社長です。
第2の人生を楽しむ為、会社売却に向けて奮闘中です。

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